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Meet the Collection ―アートと人と、美術館

横浜美術館(神奈川県横浜市西区みなとみらい)

会期:2019年4月13日(土)〜6月23日(日)

 

開館30周年記念の企画展。全展示室を使った大規模なコレクション展です。

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第1部「LIFE:生命のいとなみ」第2部「WORLD:世界のかたち」の2部構成、全7章で400点を超える作品が展示されています。

 

4名のゲスト・アーティストを迎え、アーティストとコレクションの出会いによって生み出された展示空間が注目です。

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エントランスで来館者を出迎えるのは淺井裕介+共同制作参加者64名による作品、

「種を食べた獣(またの名を宇宙クッキー)」

 

↓2階からはこのように見えます。

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第1部「LIFE:生命のいとなみ」

「いのちの木」

ゲスト・アーティスト淺井裕介による壁面全体に描かれた作品と共に、植物、動物、神話、夢といったキーワードと呼応する所蔵作品が展示されています。

自然の土を素材にした色はすごく独特で、何色と表現していいか分からない複雑で微妙な色合いに惹かれます。

展示室全体を埋め尽くす生き物や植物に囲まれていると、生命の根源にある柔らかい熱に包み込まれるような雰囲気を感じます。

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第2部「WORLD:世界のかたち」

「イメージをつなぐ」

ゲスト・アーティスト今津景の作品とシュルレアリスムの作品が出会う空間。

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今津 景「Repatriation」は文化財の返還問題をテーマにした作品。 

 

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コレクションの選定や展示の仕方がとても興味深くて、面白い空間でした。

 

「モノからはじめる」

ゲスト・アーティスト菅 木志雄の「放囲空」は数十個の石を方形に並べたインスタレーション作品。

何故かはわからないけれど、石の隣接する部分に目を引かれる。張り詰めた緊張を感じる作品。

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菅 木志雄「環空立」

1999年に横浜美術館で開催された個展で発表された作品が再展示されています。

展示室の内外をぐるっと巡るように構築された規模の大きな作品は圧巻です。

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ゲスト・アーティストを迎えることでコレクションに新しい視点が加わり、コレクションの見せ方を新しく更新していく、アップデートしている感じがしました。

その中にコレクションをしっかり見せる空間もあって、最後まで興味深く楽しめる展示でした。

author:きちきち, category:美術館, 15:55
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